2009年5月30日土曜日

異物挿入!

さて、何だかんだで結局チケットを入手して、本日行われた
THE IDOLM@STER 4th ANNIVERSARY PARTY, @ Tokyo
に行ってきました!
アイマスのライブは以前に比べて安定感が出てきましたよね。
しかし今日もま○この公開はありませんでした
(これについては後述します)。

しかし今日のイベントの目玉は、何と言ってもニコニコでも中継されたという、
アイマスDS(Dearly Starsとか言うんですか?)についての発表でしょう。
DSでは新たに876プロなるアイドルプロダクションのアイドル3人が登場し、
プレイヤーはアイドル本人の視点でゲームを楽しみます。
そこには先輩アイドルとして765プロのアイドルも登場するようです。
この情報は事前に雑誌にも掲載され、ネットでも話題になっていましたが、
今日はその中の人が発表されました。

日高愛…戸松遥
水谷絵里…花澤香菜
秋月涼…三瓶由布子

ええ、私は正直言ってアイマス以外のアニメ等のコンテンツにはさほど詳しくないですよ。
いちいちチェックしたりしてないですしね。
でも、ネット上でアイマス界隈を徘徊しているだけで、
ある程度どんな人かという評判は耳にしますからね。
だいたいの位置づけは把握してるつもりですよ。

戸松遥さんは、某巨大レコードメーカー(なぜかPSP系ですよね)のゴリ押しがささやかれ、
昨今新しいユニットを結成し、さらにアニメに大量露出している人ですよね?
(まぁ他作品のイベントで見たことはあります)。
花澤香菜さんは、一時期彼氏とのニャンニャン写真流出で騒がれた人ですよね?
でも、こんな形でま○こを見たくはないですよ?
(この人も他作品のイベントでは見たことはあります)。
三瓶由布子さんはミンゴスちゃんとイベントで話しているのを見たことがあって、
そのときの印象はまぁ悪くはなかったですが、確かゼノグラシアにも出てなかったでしたっけ?

一言で言うとかなりメジャー寄りな声優さんというイメージです。
これは従来のアイマスの中の人の選択基準とは大幅に異なります。
以前は、「他の役のイメージが付いていない人」というのが第一条件だったはずで、
結果として大売れした人はいますが、それでも制作初期の時点では
ほぼ新人だったはずです。
今回の中の人の選択はむしろその対極に位置します。
第一印象としては、「ずいぶん安直な選択をしやがったなあ」と言うものです。
かなり違和感を感じました。

私の理解では、アイマスの魅力は、各キャラが中の人の属性をある程度反映して
作られていることにより、アイマス世界が3次元世界の投影としての
箱庭的2次元世界を構成していることにあると思います。
(このことは以前から再三書いているとおりです)。
従ってこの箱庭的世界の完全な把握が3次元世界の理解につながる、
または箱庭世界の出来事が3次元世界の出来事として還元、再現しうる可能性を秘めており、
ひいてはこれがアイマスの各キャラのま○こ公開、
そしてその具現化としての中の人のま○こ公開への期待感を否が応にも高めていたのです。
もちろんこの原理主義的理解があまりに徹底すると、
「私と雪歩は違う」とかいう問題も起きかねないわけですがw

既にメジャー化している声優さんの場合、演じているキャラのイメージにより、
声優さんのキャラそのものが拡散してしまってますから、
投影像としてのアイドルという見方が維持できるか不安なところがあります。
もちろんこれは演技力によりその幻想を見せることは可能なのでしょうが、
少なくともキャラを中の人の1:1の逆変換可能な写像として理解することはできません。
これが違和感の第一点。

そして違和感の第二点。
メジャーな声優さん、当然日々仕事を獲得するために裏で大きな力が働いているのでしょう。
資金力なり、バーターなり、詳しいことはわかりませんが、何らか黒いイメージがある。
特にゴリ押しが囁かれている人などに関してはなおさらです。
これが仮に961のキャスティングだとするなら、まぁ納得なんですよ。
961の(売り方の)イメージとぴったりなわけですから。

しかし現実には876という、一応765とは兄弟関係に位置付けられる事務所らしい。
これが中に入ってくるとすると、極めて異物が挿入される感じなんですね。
少なくとも心情的にはものすごい拒否反応がある。
961のように対決を経て編入ならまだ納得はいくわけですが、
出自からして全くの異物をそのままアイマスの「自己」と認識するのは無理がある。
(この時点で中の人から各キャラへの正確な写像がなされてない気がします)。


というわけで、今日の発表は現時点では違和感のみを残すものだったような気がします。
つーかリアル961が敵ではなく味方として入ってくるという時点で悪い冗談だとしか思えない。
ただ一点、救いがあるとすれば、これはあくまで876プロであり、765プロではないということ。
今後のコンテンツの方向性として、765への同化の可能性だけではなく、
961方向への発展の可能性も残されているということ。
ファン全体の動向を見定めて、876をどういった位置づけにしていくのか、
バンナム(笑)の中の人にはよく考えてほしいです。
現時点の私の意見としては、「悪いことは言わない、消化できるわけがないから
961側に引き抜かれるような形で解消させろ」です。
いくつかの勢力が乱立する形でのアイマス世界を構築して、
その中でクラシカルな意味でのま○こ公開が出来る聖域として、
少なくとも765は残してほしいですね。


それから、アンコールに関して。
今日って結局新メンバー合わせてのTHE IDOLM@STERが最後の曲で、
その後アンコールが結局なかったんですよね。
福岡の時はアンコールの声が上がるかどうかのタイミングでダンス審査員割り込みで、
坂上P登場、その後坂上Pの音頭でアンコールって形になりましたし…
何か主催者側は、アンコールを恐れていませんか?
盛り上がりによってファンと中の人のコミュニケーションが取れる、
そしてま○こ公開が期待できる貴重な時間ですよ。
ま○こ公開への期待感を削ぐような展開をしたら、結局人気を失っちゃうと思いますよ。
(あくまで私見ですがね)。

アイマスが他の凡百のコンテンツと同じレベルに堕することなく、
3次元との高いシンクロニシティを保ったハイレベルのコンテンツであり続けることを
祈るばかりです。

では、簡単ですが今日はこのへんで。
また新展開に関して考えが深まったら書こうと思います。

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