2010年9月19日日曜日

アイマスの弁証法的(?)理解

さて、どうも最近はなかなか疲れてまして、
かつ、私も老化が進んできているのか、
1日2発程度で十分満腹になってしまうありさまです。

そんなわけで、昨日はTGSでアイマスのステージがあり、
アイマス2に向けての新発表があったらしいですが、
最初から参加できるわけもない状態ですっかり忘れてました。

で、後からネットで軽くチェックしてみたんですが、
どうやらかなり悪いニュースだったらしく、
アイマス終了の噂が駆け巡っているようですねw

斜め読みした私の理解では、
・961プロがライバルユニットとしてJupiterという
男性3人組ユニットを売り出す
・それはDSの際の涼のような男の娘ではなく、
中の人も含めて野郎である
ということのようです。
(こういう理解でOKですか?)

私の立場としては当然ですが、
Jupiterのち○こも中の人(野郎)のち○こも見ても
全くうれしくないわけです。
DSの際には私は「三瓶さんが実は男だったら神展開」と書いたわけで、
それと矛盾するかもしれませんが、
まぁ完全な野郎にはオレは興味はない、と言えば十分でしょう。

ですが、この設定、ちょっと考えるとすごく変なんですよ。
だいたい、実世界において男性アイドルが女性アイドルのライバルに
なっている現実なんてありますか?

いや、絶対にないですよ!
例えばAKB48のファンは野郎であり、嵐のファンは女です。
対象とするファン層において明らかな住み分けがなされているわけで、
そもそもライバルとして位置づけようとする発想は普通は湧かない。
だから、この点においてアイマス2は現実世界の写像であろうとする
意図を放棄しているかのように見えるんですね。

しかし、もう一歩進めて考えてみる。
Jupiter(とその中の人)が対象としているであろうファン層を。
まぁ、言わずと知れた腐女子ですよね。

腐女子のウザさは皆さんご存知の通りです。
例えばアニメロでも何でもいいんですが、男の声優と女の声優が一緒に出てくる
イベントを想定してもらえばわかります。
野郎の声優が出てきたとたん、ヤツらうるせぇったらありゃしない。
そんな腐女子に囲まれる席にでもなってしまった時には
全くもって不運を呪うことになるわけです。
間違っても腐女子どものま○こを見たいとか入れたいとか思わない。

で、そんなJupiterどもがアイマスライブにも乗り込んでくる。
するとどうなるか?
腐女子どもがアイマスライブに大挙して押し寄せる可能性があるわけですね。
で、ライブ会場でうるさいのも迷惑ですが、
それ以前にチケットが取れなくなる確率が上がるわけです。

するとあら不思議!
何とゲーム内で765アイドル vs Jupiterという(一見不自然に見える)
対立軸が設定されたのに呼応して、
実世界では従来のアイマスファン vs 腐女子という新たな対立軸が
生まれることになるわけです!

これって考えてみるとなかなかすごいですよね。
人為的にアイマス世界で設定した不自然なライバル関係が、
実世界に反映して3次元化されてしまうわけです。
まさかアイマスのゲーム内で男女のアイドルが入り乱れて乱交状態になったら、
実世界でも我々キモヲタと腐女子が乱交状態になったりするのだろうか?
考えるだにおぞましいですよねwww

実際アイマス制作陣がそこまで狙ってるのかどうかわかりませんが、
(単に腐女子にマーケットを広げようってだけの安易な発想なのかもしれませんが)、
端的に言って、ある組織の団結を強めようという時の常套手段は
外敵を作り出すことなんですよね。
政治家が支持率を上げようとするために戦争を起こそうとするなんてのは
代表的な例でしょう。

アイマスの世界でも、ファンたちは決して一枚岩ではなく、
内部では必ず対立を孕んでいたわけです。

アーケード時代のランカー(スコアタ派)vs非ランカー(対戦派)から始まり、
アケマス派vs箱マス派、箱マス派vsニコマス派、765派vs961派、
ゲーム派vs中の人派、DS否定派vs容認派、
そしてま○こ公開派vs非公開派、などです。

そして、この順番でみるとわかると思いますが、
時間がたつと、かつて対立していた両派が結局は古参としてまとめられ、
次なる対立においては同じ側にくくられることになるんですよね。
(まぁ、最後のま○こ公開派vs非公開派に関しては、
そうなってはいけないと考えていますが)

思想とか哲学には素人の私ですが、
こういうのを考えていくと、高校時代にキーワードだけ覚えた、
「ヘーゲルの弁証法」ってのを思い起こすんですね。

Wikipediaを引くと、ヘーゲルの弁証法ってのはこんな感じのものです。


今回のアイマス2に関する発表は、ファンに相当な打撃を与えているようなので、
もしかしたらこのまま潰れてしまうかもしれません。
でも、もし潰れないで生き延びるとするなら、
恐らくはしばらくの間、「従来の男性ヲタファン vs 腐女子」という対立軸で
アイマスコミュニティの活性が維持され、
次のステージではリアルアイドルがゲームに登場し、
(これについては先日書いたAKB48のゲーム化の件から
容易に予想できますよね?)
「2次元オタ vs 3次元世界の一般人」という対立が
来るはずなんですよ。
そして更なる先には、AV女優などがゲームに登場し、
「ま○こ非公開守旧派 vs ま○こ公開派」という対立が起こることを予想します。

その時までは、とりあえずま○こ公開派は雌伏の時だと思っています。
ですから全国に散らばるま○こ公開派の諸君。
決して観察を怠ることなく力をため、爆発の時を待つことにしようではありませんか!

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